行事報告EVENT REPORT

高齢者学級・SDGs学級合同企画!池津キャスターの「お天気のお話」がありました!

2024.03.20

昨年11月7日(火)、高齢者学級・SDGs学級合同企画で、気象予報士でNHK金沢放送局の気象キャスターの池津勝教先生による「お天気のお話」がありました。

今回もたくさんの方にご参加いただきたく、高齢者学級との合同としました。テレビに出ておいでる方ということで、会場は大勢の方が集まり、池津先生の気さくなお人柄にふれることができました。

池津先生は栃木県のご出身で、現在はNHK金沢放送局の気象キャスターとして「かがのとイブニング」等にご出演中。講演会では「かがのとイブニング」のお天気コーナー「そらなび」で意識していることとして ①花や木と言葉を交わす ②季節の変化を感じる ③動物・生きものを愛す ④快適に生きるヒント ⑤空を見るよろこび ⑥命や財産を守る ということを話されました。

また、質問で「金沢では昔から“弁当忘れても傘忘れるな„という言葉があるが、これは年間を通じて雨や雪の日が多いからか?それとも一日の天気が変わりやすいということを意味しているのか?」に対して池津先生は「正解は後者です。これは私の栃木県にはなかった言葉で、金沢に来て初めて聞いた言葉です。風の強い日、寒気によって雲が流れてくるが、すぐに去って、また次の雲がやってくる。その雲が去るとその時は晴れてくることを表しており、夏に使う言葉ではない。朝、出勤前に晴れていても、職場に着いたら降っているような言葉です。ちなみに、梅雨時は北陸よりも太平洋側のほうが雨が多く、北陸の夏は太平洋側よりも晴れています」ということが意外でした。

さらに「北陸の湿った雪は、北海道のパウダースノーの何倍重いか?」の質問には、「およそ2~3倍で、凍った雪はさらに重くなり凶器になる」という説明がありました。

池津先生は、花の咲き方で気温がわかったり、木が教えてくれることとして、葉っぱの揺れ方で風速がわかったりと、常に五感を大事にしているなあ~と思いました。

池津先生、大変貴重なお話をどうもありがとうございました!