2022.10.29
今日は、青少年対策部主催の「第2回SDGsいきもの道場」です。
今回のテーマは「ザリガニとあそぼう」
まず最初に、ザリガニはどこに住んでいるのかを勉強しました。
ザリガニは、海のしょっぱい水は苦手なので、沼や小川、田んぼの中にいるそうです。
世界には約400種類ほどのザリガニがいるそうですが、日本には
①アメリカザリガニ(日本で飼うことができます) ②ニホンザリガニ(日本で飼うことができます) ③ウチダザリガニ(日本では飼えません) の3種類しかいないそうです。
もともとアメリカザリガニは、ウシガエルのエサとしてアメリカから日本に連れて来られたものが逃げ出して繁殖し、ニホンザリガニを食べたり、エサを取ったりして、ニホンザリガニは絶滅の危機にあるということです。先生からは「もしもアメリカザリガニを飼ったなら、途中で逃がさずに最後までお世話をしてください。弱い生き物が暮らしていけるようにしてくださいね。」というお話がありました。
それからアメリカザリガニを観察しました。
参加した子どもたちは、本物のザリガニを触ったことなどはもちろんのこと、見たこともみたことがない子がほとんどで、ザリガニを見た瞬間、「うわぁ~~~っ!!」と、びっくりした声をあげて、中にはザリガニが動くだけでも飛び上がって逃げていく子もいました。
ザリガニのオスとメスの見分け方も教えてもらいました。オスはハサミも大きく、裏を見るとお腹の真ん中あたりの足の付け根が白くなっている部分があります。
右がオスで、左がメスです。
いよいよ、ザリガニをさわってみます。
先生から「ザリガニのハサミは背中まで行くことはないので、背中からつかむと絶対にはさまれません。」と教えてはもらったものの、怖くて怖くて全くさわれません。「きゃ~~、きや~~!」という声ばかりがホールに響きわたります。
今はまだながめるだけ…。怖くてさわれな~~~い!
それでもなんとか人差し指1本で、ちょん とだけさわれるようになりました。
そのうちお友達がつかめるようになってくると、あれだけこわがっていた子もとうとうさわれるようになり、最後にはほとんどの子どもたちがつかめるようになりました。
次は割りばしとタコ糸で釣り竿を作って、ザリガニ釣りです。エサはスルメイカです。
「ザリガニはあまり視力が良くなく、匂いでエサをさがすので、目の前にえさを落としてゆっくりあわてずにまっていてください。」と言われ、エサをたらしているとすぐに挟んでくるものや、直にくらいついてくるもの、全く興味を示さないものなど、さまざまでした。
最後に先生より参加のシールをはってもらい、「いきもの1匹1匹にも命があります。捨てたりしないで、最後まできちんとお世話をしてくださいね。」というお願いがありました。
11月26日(土)は、最後のいきもの道場です。テーマは「海の浅瀬の生き物」です。皆さん、参加してくださいね!