11月26日（火）三和地区青少年健全育成会議が行われ、三和校下の各種団体・西南部中学校・三和小学校・保護司・校下スポーツ団体の皆さん・地域の皆さん50人が参加されました。

テーマは「青少年の健全育成について」

講師は金沢西警察署 生活安全課係長 坂下裕一郎氏です。

最初に、三和公民館の館長でもあり、三和地区青少年健全育成推進協議会の東会長より「昨今、青少年を取り巻く環境は大きく変化している。生活は裕福になっても一部人間関係がうまくいかかったり、人と人との判断力、あそび場の問題、地震により生活環境が大きく変化している。青少年の人間関係の結びつきを作るにはどうすればよいか？、地域との結びつきがどれだけできるのかを皆さんで考えていきたい」との挨拶があった。

それから、金沢西警察署 生活安全課坂下係長より、金沢西署管内の治安情勢を伺った。治安のバロメーターでもある窃盗・傷害など、刑法に規定される犯罪の受理件数の「刑法犯認知件数」は増加しているとの説明があった。

また、石川県でのSNS型詐欺被害は10億円を超え、さまざまな手口が紹介された。

さらに、最近マスコミ等で頻繁に耳にする、犯罪実行者募集情報（いわゆる闇バイト）の具体的特徴もわかりやすくお話をされた。

参加者からの質問コーナーでは、「過去に警察を名乗る人から電話があったが、本当に警察だったのか？定かではない」とのことだったが、そんな場合の対処方法としては、「必ず相手の所属と名前を聞いて、金沢西警察署か警察署にお電話してください。かかってきた電話に折り返しかけ直したら、絶対にダメです！」とのことだった。

最後に参加者を代表して三和公民館青少年対策部の新田部長より「特殊詐欺や闇バイトなどについての知識が深まった。中国の経済が大変で治安が悪くなっていると同時に、地震や豪雨で暮らしが大変になってきている。青少年に携わる皆さまには子どもたちを正しい方向に導いて行ってほしい」と謝辞が述べられ、講演会を終えた

講師の金沢西警察署 生活安全課 坂下裕一郎係長、どうもありがとうございました。参加された皆さま、お疲れ様でした。