2023.06.30
コロナでなかなか開催できなかった公民館でのコンサートですが、6月24日(土)4年ぶりにようやく開くことができました。
会場の三和公民館1階ホールは、70人以上のお客様で満員です。
東公民館長より「4年ぶりのコンサートです。皆さま楽しんでいってください」と挨拶。
出演は、フル-ト&尺八、箏(こと)、ピアノの女性3人のユニット「ひぐらし」さんです。2014年に結成され、ジャンルや世代にとらわれず、子どもから大人まで皆が楽しめる音楽を目指しているそうです。
オープニングは、「千本桜」 尺八の流派は都山流(とざんりゅう)だそうです。
ひぐらしさんには、令和2年9月にこの会場で演奏していただく予定で下見にも来られたのですが、残念ながらコロナにより中止となりました。なので、コロナ後の最初のコンサートには是非とも演奏していただきたいとお願いしたところ、快くお引き受けいただきました。
会場には、三和児童クラブ、みわキッズクラブの皆さんも来てくれて、知っている曲には拍手を送ってくれました。ひぐらしさんは、ふだんは平日のお昼に演奏することが多く、会場に子どもたちがいることが珍しいそうです。「いろんな年代の方がおいでる中で演奏できるのはうれしいです!」と言っておいでました。
ひぐらしさんは、トークも楽しかったです。子どもたちにはそれぞれの楽器の特徴を話してくださました。
ピアノの音は88音あり音域が広いそうです。琴の弦は13本。曲によって、胴の上に立てて弦を支える琴柱(ことじ)の位置を変えて音の高低を調節するそうです。フルートの穴は16個に対して、尺八は5個しかないそうです。日本の楽器は簡素な作りになっていて、それが素朴な音を醸し出してくれるそうです。
今日の演奏曲は、1 千本桜 2 Oriental Wind 3 蘇州夜曲 4 さとうきびばたけ 5 ハナミズキ 6 新時代
7 紅蓮華 8 美空ひばりメドレー(リンゴ追分・真赤な太陽・川の流れのように) 9 少年時代 です。
楽しい時間もあっという間に終わり、最後にアンコールに応えてくださいました。曲目は「365日の紙飛行機」です。
最後は会場が一つになり、みんなで手拍子をして「365日の紙飛行機」を歌いました。
和の持つ凛とした力強さと洋の持つ華やかな美しさの両方の魅力を十分に満喫したコンサートでした。ひぐらしさん、地域の皆さま、三和児童クラブ・みわキッズクラブの皆さん、どうもありがとうございました!