2024.08.01
7月20日(土)第28回史跡フェスタ「みわ」が開催されました。
未明の豪雨により、外での火起こし体験は無理ではないか?と心配されましたが、準備を始めるころには晴れ間も見られ、この日の準備は予定通り完了しました。でも、相変わらず風は強いです。風対策に頭を悩ませます…。
今回は、たくさんの公民館委員さんがスタッフとして参加してくださいました。
オープニングは、「篠笛演奏」です。演奏してくださるのは、篠笛八木流社中の八木粋久さんと八木粋香さんのお二人です。
曲目は「荒城の月」「竹田の子守唄」「ハナミズキ」「翼をください」などで、最後に会場の子どもたちや地域の方、スタッフの皆さんと一緒に篠笛に合わせて「ふるさと」を歌うと、会場に素敵な歌声が響きました。和楽器の落ち着いた音色がとっても素敵でした。
「ふるさと」の合唱はこちらです → 動画
オープニングのあとは、いよいよ体験が始まりました。館内にはたくさんの体験コーナーがあります。
こちらは、古代のアクセサリー「まが玉作り」です。あらかじめ、まわりを切り落としてあるので、子どもたちは粉で真っ白になりながらも、頑張って完成させていました。
「まがたま作り」の様子はこちらです → 動画
こちらは「金沢の歴史文様しおり作り」です。爪楊枝で絵柄をなぞると、下からいろいろな色が現れます。
こちらは、5年ぶりの土器作りです。土器作りといってもおがくず粘土なので、乾くと木になります。
こちらは昨年も大人気だった「平安時代の衣装体験コーナー」。スタッフがチェキで記念写真を撮ります。スタッフさんの提案によると、着付けと撮影が被らないように、来年は撮影用のスタジオがあればどうですか?ということです。そのほうが、お客さんの流れがスムーズになるのでは??ということです。な~るほど!
2階和室では「金沢かるた大会」が行われました。これは、平成24年度に三和の子どもたちが作ったものです。1チーム4人で対戦しました。
「あかかて しろかて はたげんぺい」「みっつのわ みんななかよし 三和小学校」「リッチな気分です 加能がに」など、金沢や三和にゆかりのある読み札です。48人が熱戦?を繰り広げました。
「金沢かるた大会」の熱戦?の様子はこちらです → 動画
2階研修室では、~三和児童館より応援企画~と題して、「平安時代からある丸もちを作って食べよう!」コーナーが、今年も大人気でした。何回も体験に来るリピーターもいたようです。味付けは塩だけのお餅を丸めて笹の葉で包み、しばらくするとお餅に笹の香りがうつって、とってもいいお味になりました。児童館の先生方、今年もお世話になりました!
被災された方からいただいた輪島塗を飾らせていただきました。
ホールには、奈良・平安時代の出土品も展示されました。
土器パズルにも挑戦!
駐車場のテントでは、「火おこし体験」です。昨年は4年ぶりだったので、見るのも初めての子どもたちばかりで、不思議そうな顔をしていましたが、今回はテレビ番組の影響もあったのか、最初からたくさんの子どもたちや親子づれが体験にやってきました。暑い中での火おこしをお手伝いしてくださった、埋文さんや梅鉢の会さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!
最後に、食事体験として「古代米サブレ」と「五穀米おにぎり」をもらい、暑い中での体験を終えて帰りました。
朝からお手伝いをしてくださった皆さま、参加された皆さま、お疲れ様でした!ありがとうございました。